〜偽蛙の見分け方〜

 ちまたでは偽蛙がはびこっているようです。せっかく貯めたお金でえいやっ!と買ったのに・・・という体験は誰にもしてもらいたくありません。このページの情報がカンペキという訳ではありませんが、お役に立てれば幸いです。

<はじめに・・・レア蛙を買う前に>

 特に古いモデルは、もうカシオの倉庫から出荷されることはまずないでしょうから、主に個人売買かショップで買うことになります。まずは先方の入手経路を確認しましょう。金額も大きなモノなので前のオーナーも売買する際に確認などしている可能性が大きいと思います。あと、保証書の日付印は確かな証になります。「印ナシ」というのも考え物ということです。

<基本知識・・・該当シリアルリスト>1998.10.8訂正

(これはカシオからの公式発表ではありません。ご協力各氏の経験的なデータです。)

初期流通限定 3O****〜3N****

初期黄蛙    46****        ショップ限定?

        5N****         カシオ限定?(カシオが本物と認めたモノがあるらしい)

グレメタ初期蛙 49****

青灰初期蛙   49****〜4O****  4Nだったかも???

黒金蛙     54****〜57****  54は生産数が少ないとみられます。 

オーシャン   61****

97大珊瑚   72****〜75****  カシオサンプルで71があるかも?

スケ      76****〜77****

MIB     77****〜79****

MIY     7N****〜81****

MIS     85****〜86****

98大珊瑚   81****〜85****  86あるようです(確実に確認してません)

97大珊瑚(G−DAY) 79、81     実際見たのは79のみ。再生産と見るか?

MIB国内(G−DAY) 7D、7N、85  7Nは実物見ていません。再生産の模様。

MIB海外(G−DAY) 85〜87     85しか実物見ていません。


<各モデルを見てみましょう・・・重点チェック>

[黒金蛙]   

(ケースリング) 極太文字 色にも注意(本物は酸化させて着色させているはずです)

          但し、SSでケース交換すると中文字や細文字になる事も有るようです。

(ボタン・ネジ) ともに金(パチもののメッキは本物より金色が濃いとの話有り)

(AIR DIVERS) ’は基本的には無し        

(液晶)     金目の中の液晶のバックの色が濃い。(緑っぽい)

      

(ベルベゼ)   オリジナルは驚くほど柔らかいです。

         しかし、現在パーツで提供されているのは堅いようです。

(裏ブタの爪)  大きな傷がないか確認しましょう。(交換痕を見る)

         ただしカシオでの電池交換でも小さな傷は付きます。

      

 パチ黒金蛙は主に定番蛙からの改造になります。ただ、幸いなことに5*****の蛙と最近生産された蛙とは多少違うようで、見分けがつく可能性があります。

 その見分けるポイントのひとつが、文字盤の下の方にあるホームベース型のマークです。

ホ−ムベ−ス型マークの下側にピンクの逆三角形がありますが、黒金SN/55・SN/57・定番SN/55 と定番SN/7Dでは大きさが違うとのことです。

前者は金枠いっぱいに逆三角形があり、後者は前者と比べると小さいです。

マークの外枠のゴ−ルド線とピンク逆三角形の隙間を見て下さい。

      

<でも自己納得でカスタムしてもらうのもいいもんだ>

これは個人工房さむさんに作ってもらったモノです。本物なんて手が出ないし、自分が満足すればこれでもいいや、と思っています。但し、これを本物と偽って個人売買にだしてはいけません。詳しくは贋黒金蛙会まで。

お見事。

リングの処理も特殊塗料を焼き付けているとか。

目玉もこんなに。目玉の文字は限界があるでしょう。

ボタンはメッキ業者に出してるとのこと。

・・・わしゃこれで満足じゃ(笑)

[初期黄蛙]  

 ボッチ・ボタン・ネジ   全てシルバー

  ボタン等けずったり、メッキしていないか見ましょう。

[グレメタ初期蛙]1998.7.9訂正

 文字盤銀リングあり ボッチ・ボタン・ネジ 全て金

[青灰初期蛙]1998.7.9訂正

 文字盤銀リングあり ボッチ・ボタン・ネジ 全て銀

 これだけ液晶の色が違う?


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1998.12.30 Powerd by Kwan's Project